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もみの木山荘オーナーの自分史。イジメられっ子からガキ大将へ。あだ名はガキ大将アク(悪)

もみの木山荘オーナーの失敗談「トホホ物語」。旅がやりたくて脱サラ、ど素人がペンション経営 もみの木山荘作るまでの・・・!

宮城蔵王貸切ぺンション「もみの木山荘」オーナーの真実の話を掲載しています。

もみの木山荘オーナーの写真館。山と高嶺の花、旅のエッセイ写真集です。

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写真館

 エッセイ カナダへの旅路
[ No. 7 ]

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どこまでも続く線路
広大なカナダ
一日一本の旅客列車
それよりも優先される100両、
2kmにも及ぶ長大な貨物列車。

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我々を確実に
みちびいてくれる線路
その先に山がある
その自然は人の手が
加わらない太古のままだ。

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花の咲くみち
湖の奥へと、どこまでも続く
メルヘンのいる森
沈黙する針葉樹の森へ
導いてくれるみち
その奥には
まだ見たことがないような
神秘の湖面が

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あの美しきルイーズ姫の
ひとみのような
青い湖面
レイクルイーズ
(注、トホホ第四話ルーブル美術館で見たルイーズ王女の瞳の色)

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道にウィスラー(りす)が
たたずんでいる
人を恋しいのか逃げもせずに

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パンの一切れを与える
おそれも知らず近寄り
食べ始めた

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6月というのに
山の上の湖面は
まだ冬のなごりが
湖面をとざしていた

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それでも
おかに上がってみると
かぜが氷をおしのけ
春の領域を
確実にひろげていた